子ども被害者学のすすめ
著者
書誌事項
子ども被害者学のすすめ
岩波書店, 2010.11
- タイトル別名
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Childhood victimization : violence, crime, and abuse in the lives of young people
- タイトル読み
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コドモ ヒガイシャガク ノ ススメ
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注記
参考文献: 巻末p1-30
その他の訳者: 金田ユリ子, 定政由里子, 森年恵
内容説明・目次
内容説明
一九九〇年代、米国では児童虐待認知件数が激減した。子どもと女性の暴力被害研究の世界的第一人者フィンケルホーは、さまざまな研究資料をもとに、虐待発生件数の激減は事実であると立証した。なぜ減ったのか。そして減らすためにはどんな施策が必要なのか。個別の被害ではなく総合的に被害を把握すること、そして被害の影響の発達に応じた違いを検証する方法、などを掲げた「発達被害者学」(子ども被害者学)を提唱する著者からの提言。
目次
- 1章 子どもの被害(「子どもは最も被害に遭っている」についての論争;新しいタイプの犯罪 ほか)
- 2章 発達被害者学(定義と分類の問題;子どもの被害の広がり ほか)
- 3章 危険に曝される子ども(何が子どもを危険に曝すのか;多重被害への道すじ ほか)
- 4章 発達上の影響(子ども時代のトラウマという分野;被害の衝撃的作用に関するさらに一般的なモデルを目指して ほか)
- 5章 朗報 子どもの被害は減っている—だが、なぜ?(実際に改善しているのか;幅広くさまざまな減少 ほか)
「BOOKデータベース」 より