人はなぜひとを「ケア」するのか : 老いを生きる、いのちを支える
著者
書誌事項
人はなぜひとを「ケア」するのか : 老いを生きる、いのちを支える
岩波書店, 2010.11
- タイトル別名
-
人はなぜひとをケアするのか : 老いを生きるいのちを支える
- タイトル読み
-
ヒト ワ ナゼ ヒト オ ケア スルノカ : オイ オ イキル イノチ オ ササエル
大学図書館所蔵 件 / 全211件
-
該当する所蔵館はありません
- すべての絞り込み条件を解除する
この図書・雑誌をさがす
注記
主要参考文献: p231-233
内容説明・目次
内容説明
生まれ、育ち、生み、育て、老い、死に逝くこと。この全体にかかわる「いのちの守り合い」の内実とは何か。本書は、老いと病い、終末期、死と看取りなど、従来の「対人援助マニュアル」とはまったく異なる新たな観点から、人間の相互行為の根幹をなす「ケア・マインド」に迫ったルポルタージュである。「ケア」の現場取材から得た洞察、著者自身の看取りなどを踏まえて、「ケア」の本質を浮き彫りにする。
目次
- 老いと死をめぐるいくつかのエピソード
- 第1部 さまざまなケアのかたち(ライフレビューと生きる意味—黒川由紀子と回想法;心とからだを動かす仕掛け—藤原茂氏と「夢のみずうみ村」;音楽が引き出すエネルギー—折山もと子氏とアンサンブル演奏 ほか)
- 第2部 終末期のケアと看取り(在宅ホスピスケアと家族—川越厚医師と「グループパリアン」;生活支援としての暖和ケア—的場由木保健師と暖和ケアチーム;人はなぜひとを「ケア」するのか—ケア・マインドについて)
- 第3部 父を看取る(生と死のはざ間で—原因、特定できず;末期の水のように;「いしゃにはんろんするな」—人工呼吸器を挿管する ほか)
- ケアの公正さについて—本田徹医師と「シェア=国際保健協力市民の会」
「BOOKデータベース」 より