書誌事項

太宰治の表現空間

相馬明文著

(近代文学研究叢刊, 47)

和泉書院, 2010.11

タイトル読み

ダザイ オサム ノ ヒョウゲン クウカン

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注記

参考文献あり

内容説明・目次

内容説明

太宰文学の魅力は、その表現と文体にある。潜在二人称、女性独白体を視野に入れながら、小説の表現を中心に取りあげ、“彼自身”のものたらしめている表現特性、文体的特徴の具体的分析を通して、太宰文学が表現する空間の解明を試みる。

目次

  • 第1部 太宰文学の表現空間(自閉する発話空間—「ひとりごとのやうに」の表現心理;「月のない夜」をめぐって;「死」の表現意識—直喩の構造を考える ほか)
  • 第2部 芥川文学受容から太宰治へ(「右大臣実朝」論;「竹青」における「杜子春」との同調—終結部の試考;「庭」論)
  • 第3部 太宰治へのアプローチ(二十一世紀旗手の文学—略年譜的に;それぞれの故郷—津島修治から太宰治へ;作品鑑賞のために ほか)

「BOOKデータベース」 より

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詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BB04208718
  • ISBN
    • 9784757605718
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 出版地
    大阪
  • ページ数/冊数
    iii, 298p
  • 大きさ
    22cm
  • 分類
  • 件名
  • 親書誌ID
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