人間の往生 : 看取りの医師が考える

書誌事項

人間の往生 : 看取りの医師が考える

大井玄著

(新潮新書, 403)

新潮社, 2011.1

タイトル読み

ニンゲン ノ オウジョウ : ミトリ ノ イシ ガ カンガエル

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注記

註記・参考文献: p209-214

内容説明・目次

内容説明

自然や人とのつながりを忘れ、病院の中に死を遠ざけるうちに、日本人は死の全身的理解を失ってしまった。クオリティ・オブ・ライフ(QOL)の根幹をなすクオリティ・オブ・デス(QOD)の悪化をかえりみず、健康維持や抗加齢ブームにとらわれるのはなぜなのか…終末期医療に取り組みつづける医師が、在宅看取りの実際と脳科学の知見、哲学的考察を通して、人間として迎えるべき往生の意義をときあかす。

目次

  • 家で死ぬ意味
  • 大往生の回復
  • 進行がん告知
  • 医者と芸者
  • 一人称のがん
  • 在宅看取りの不安
  • 作り話
  • 「わたし」はどこに宿るのか
  • 老いと「意味の世界」
  • 野垂れ死にも悪くない
  • 「意味の世界」を落ち着かす
  • ある地域医療の死
  • 祈りとつながり
  • 終末期胃腸医の見る「時」

「BOOKデータベース」 より

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詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BB04484748
  • ISBN
    • 9784106104039
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 出版地
    東京
  • ページ数/冊数
    214p
  • 大きさ
    18cm
  • 分類
  • 件名
  • 親書誌ID
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