寛容論
著者
書誌事項
寛容論
(中公文庫, [ウ-7-1])
中央公論新社, 2011.1
- タイトル別名
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Traité sur la tolérance
- タイトル読み
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カンヨウロン
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注記
現代思潮社1970年10月刊の文庫化
定本: ガリマール書店のプレイヤッド叢書『ヴォルテール論文集』所載。モラン版ヴォルテール全集25巻収録の同作品を参照した
叢書番号はブックジャケットによる
内容説明・目次
内容説明
新教徒が冤罪で処刑された「カラス事件」を契機に、宇宙の創造主として神の存在を認める理神論者の立場から、歴史的考察、聖書検討などにより、自然法と人定法が不寛容に対して法的根拠を与えないことを立証し、宗教や国境や民族の相異を超えて、「寛容(トレランス)」を賛美した不朽の名著。
目次
- ジャン・カラスが死に至った概要
- ジャン・カラス処刑の結果
- 一六世紀における宗教改革の概要
- 寛容は危険であるか、またいかなる民族において寛容は許されているか
- 寛容はどうすれば許されるか
- 不寛容は自然法と人定法とに含まれているか
- 不寛容はギリシア人によって知られていたであろうか
- ローマ人は寛容であったか
- 殉教者たち
- 誤った伝説の危険と迫害とについて〔ほか〕
「BOOKデータベース」 より