中国の青銅と鉄の歴史

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中国の青銅と鉄の歴史

北京鋼鉄学院《中国古代冶金》編集部著 ; 館充訳

慶友社, 2011.1

タイトル別名

中国古代冶金

タイトル読み

チュウゴク ノ セイドウ ト テツ ノ レキシ

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注記

監訳: 神崎勝, 渡部武

参考文献あり

内容説明・目次

内容説明

中国において銑鉄は前六世紀に、鋳造材料である青銅の文明の強い影響下に出現した。白銑・鼠銑・斑銑だけでなく、脱炭焼鈍による可鍛鋳鉄・球状黒鉛鋳鉄、さらには鋳鉄脱炭鋼の製造、炒鋼法の発明に至る。また、百錬鋼の技術や、潅鋼法などの多彩な鉄の技術も花開いた。わが国金属技術の源流でもある中国前近代金属史の全容。

目次

  • 第1章 豊富な金属文物、悠久な冶錬の歴史(わが国古代における金属の使用の始まり;商周の青銅器と鋳銅遺跡の発掘 ほか)
  • 第2章 奴隷社会と一時盛んであった青銅冶鋳技術(青銅器の種類とその進展変化;古銅鉱の開採 ほか)
  • 第3章 封建社会の建立と民族の特色に富む製鉄(製鉄はいつから始まったか;2種の製鉄工芸 ほか)
  • 第4章 封建社会の発展と豊富多彩な製鋼工芸(最も原始的な製鋼法;百錬成鋼 ほか)
  • 第5章 封建社会における非鉄金属の新工芸と新製品(青銅冶鋳業の継続的発展;黄銅と最古の亜鉛製錬工芸 ほか)
  • 第6章 歴史的経験は注意に値する

「BOOKデータベース」 より

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