道徳を問いなおす : リベラリズムと教育のゆくえ
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書誌事項
道徳を問いなおす : リベラリズムと教育のゆくえ
(ちくま新書, 893)
筑摩書房, 2011.3
- タイトル読み
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ドウトク オ トイナオス : リベラリズム ト キョウイク ノ ユクエ
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注記
参考文献: p251-254
内容説明・目次
内容説明
「人に親切にしろ」「故郷を愛せよ」「社会のマナーは守ろう」。学校の道徳の時間に教えられてきたのは、このような徳育でしかなく、こういった言葉はもう十分、聞き飽きた。では、いまの時代・社会にフィットした道徳とは何か?また、それをどのようにして、子どもたちに教えたらよいのか?本書では、様々な倫理学の知見を掘り下げながら、哲学的にその本質に迫っていく。ひとりでは生き延びることができない時代に、他者と共に生きるための道徳が求められる。
目次
- 序章 これまでの「道徳」(和辻の日本人批判;日本の道徳的問題 ほか)
- 第1章 道徳を語る準備—リベラリズムと教育(人権という中核;悪を禁ずる力 ほか)
- 第2章 共に生きるための「道徳」(子どもに学ぶ義務があるか;シチズンシップの必要性 ほか)
- 第3章 他者を知り、共感するために—エコロジカル・ケイパビリティ・アプローチ(功利主義と義務論;コールバーグの道徳発達理論 ほか)
- 第4章 道徳には哲学が効く(哲学がもつ批判的思考;意味をつなぐために ほか)
「BOOKデータベース」 より