近世の「家」と家族 : 子育てをめぐる社会史

書誌事項

近世の「家」と家族 : 子育てをめぐる社会史

太田素子著

(角川叢書, 52)

角川学芸出版 , 角川グループパブリッシング (発売), 2011.3

タイトル別名

近世の家と家族 : 子育てをめぐる社会史

タイトル読み

キンセイ ノ イエ ト カゾク : コソダテ オ メグル シャカイシ

大学図書館所蔵 件 / 202

注記

参考・引用文献: p228-235

内容説明・目次

内容説明

近世社会ではすべての階層で、「家族」を営むことが理想とされるようになった。本書は、農家・町人・武家などの地方と都市の生活記録から子育ての多様な実態を探り、後継者育成に真剣に向き合う時代と社会の姿を明らかにする。子どもに対する理解力、親子に温かく関わる周囲の人々の様子は、失われつつある文化遺産ともいえよう。近世の家族関係を比較発達社会史の視座から見つめ、現代社会が、伝統的な子育て文化の何を受け継ぎ、何を超えてゆくのかについて考察した意欲作。

目次

  • 第1章 家族と子どもの近世
  • 第2章 子育て書の教育意識
  • 第3章 「家」継承のための子育て
  • 第4章 農村の人口問題と少子化
  • 第5章 子宝意識と農村の子育て
  • 第6章 都市の子ども文化

「BOOKデータベース」 より

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