フランス革命を生きた「テロリスト」 : ルカルパンティエの生涯

書誌事項

フランス革命を生きた「テロリスト」 : ルカルパンティエの生涯

遅塚忠躬著

(NHKブックス, 1175)

NHK出版, 2011.3

タイトル別名

フランス革命を生きたテロリスト : ルカルパンティエの生涯

タイトル読み

フランス カクメイ オ イキタ テロリスト : ルカルパンティエ ノ ショウガイ

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注記

史料・文献目録: p183-188

内容説明・目次

内容説明

ジャコバン派の一員としてルイ一六世の処刑に賛成し、国王弑逆者となった男。故郷のマンシュ県に派遣され、反革命派を弾圧し、恐怖政治の実行者となった男。三年八ヶ月にわたった逃亡生活の後、復古王政によって逮捕され、モン・サン・ミシェルの石牢で七〇年の生涯を終えた男。革命の大義に殉じたルカルパンティエの一生を辿ることによって、テロリズムの血にまみれたフランス革命の歴史的意味を明らかにし、テロとは何かを改めて問う、フランス革命史の大家の遺作。

目次

  • 序章 テロリズムと社会革命
  • 第1章 農民から出た革命家
  • 第2章 国王弑逆者
  • 第3章 社会的デモクラシーの理念
  • 第4章 マンシュの殺し屋
  • 第5章 テルミドール以後
  • 第6章 老驥伏櫪
  • 第7章 地下潜行
  • 第8章 モン・サン・ミシェル
  • 付論1 ルソー、ロベスピエール、テロルとフランス革命
  • 付論2 ボワシ・ダングラース—フランス革命期のあるプロテスタントの生き方

「BOOKデータベース」 より

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