書誌事項

紀貫之

田中登著

(コレクション日本歌人選 / 和歌文学会監修, 005)

笠間書院, 2011.2

タイトル別名

Ki no Tsurayuki

タイトル読み

キノ ツラユキ

大学図書館所蔵 件 / 199

注記

略年譜: p104-105

読書案内: p113-114

内容説明・目次

内容説明

紀貫之。日本の和歌に漢詩に基づく機知的な表現を導入し、明治期まで続いた長い和歌伝統の礎を作った古今集歌人。受領階級という低い官位のまま終わったが、職能歌人として多くの屏風歌を提供、晩年には仮名文の日記紀行『土佐日記』を著すなど生涯を表現者として過ごし、『古今集』仮名序の「やまと歌は人の心を種としてよろづの言の葉とぞなれりける」と始まるその文章は、日本初の歌論として後世に多大の影響を与えた。『百人一首』に「人はいさ心も知らず—」の名歌を残す。

目次

  • 夏の夜のふすかとすれば
  • 桜花散りぬる風の
  • 桜散る木の下風は
  • 袖ひちてむすびし水の
  • 人はいさ心も知らず
  • 桜花とく散りぬとも
  • 秋の菊にほふかぎりは
  • 見る人もなくて散りぬる
  • 夕月夜小倉の山に
  • 行く年のをしくもあるか〔ほか〕

「BOOKデータベース」 より

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