書誌事項

連続討論「国家」は、いま : 福祉・市場・教育・暴力をめぐって

杉田敦編 ; 石川健治 [ほか述]

岩波書店, 2011.4

タイトル別名

「国家」は、いま : 連続討論 : 福祉・市場・教育・暴力をめぐって

連続討論国家はいま : 福祉市場教育暴力をめぐって

タイトル読み

レンゾク トウロン「コッカ」ワ、イマ : フクシ・シジョウ・キョウイク・ボウリョク オ メグッテ

大学図書館所蔵 件 / 168

注記

座談会参加者: 杉田敦, 石川健治, 市野川容孝, 重田園江, 萱野稔人, 新川敏光, 住吉雅美, 広田照幸, 諸富徹

内容説明・目次

内容説明

グローバル時代における国家の役割とは何か。国家と市場、そして市民社会の関係を、私たちはどのように考えればよいのだろうか。福祉・市場・教育・暴力という四つの主題を軸に、政治学・法学・社会学・社会理念・教育学・経済学など、多様な専門の論者たちが語り合う。派遣村、全国学力テスト、戦争の民営化など、具体的なトピックを議論の糸口に、日常の背景にある原理的な問題を考察する。現代の国家について幅広い視点から考えるために。

目次

  • 福祉 連帯を育む政治をどう創るか—福祉国家における「健康で文化的な最低限度の生活」(後期高齢者医療制度は現代の姥捨山か?;外国人ケアワーカーの受け入れは日本社会を変えるか;派遣村批判の根底にあるもの)
  • 市場 市場の暴走を管理するのは誰か—市場と国家の共犯関係を超えるために(ヘッジファンドに翻弄される国家;租税を回避するグローバル企業;環境保全と経済成長は両立可能か)
  • 教育 教育の分権化は国民の平等を掘り崩すか—教育の普遍性と市場化のあいだ(全国学力テストの実施を望む声、廃止を望む声;コミュニティ・スクール構想と教育の分権化をめぐって;日の丸・君が代強制と教員処分の意味)
  • 暴力 国家を国家たらしめているものは何か—国家の起源とその役割(「戦争の民営化」が意味するもの;刀狩りと帯刀禁止令における暴力の形;国家を廃棄することはできるのか)

「BOOKデータベース」 より

詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BB05565404
  • ISBN
    • 9784000229098
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 出版地
    東京
  • ページ数/冊数
    xi, 226p
  • 大きさ
    19cm
  • 分類
  • 件名
ページトップへ