書誌事項

経済成長とモラル

ベンジャミン・M・フリードマン著 ; 地主敏樹, 重富公生, 佐々木豊訳

東洋経済新報社, 2011.5

タイトル別名

The moral consequences of economic growth

タイトル読み

ケイザイ セイチョウ ト モラル

大学図書館所蔵 件 / 198

注記

原著 (Alfred A. Knopf, 2005) の抄訳

内容説明・目次

内容説明

本書は、現代を代表する経済学者のひとりであるベンジャミン・M・フリードマン教授(ハーバード大学)が、アメリカを中心とした世界各国の事例をもとに、経済成長と人々の社会のモラルとの関係を詳細に分析したものである。著者によればこの2つには正の相関関係があり、経済成長が国民の生活水準の向上をもたらすと、多様性の許容、階層間の流動性の上昇、公平性への指向、デモクラシーの重視といった社会的道徳心の向上がみられる。

目次

  • 第1部 諸概念、その起源、およびその含意(経済成長とは何か、経済成長は何をもたらすのか;啓蒙主義とその淵源からの展望;進歩と反動—改革の時代から現代まで;所得の上昇、個人の態度、社会変化の政治学)
  • 第2部 アメリカのデモクラシー(ホレイシオ・アルジャーからウィリアム・ジェニングズ・ブライアンまで;シオドア・ローズベルトからフランクリン・ローズベルトまで;極端な例外としての大恐慌;戦後期のアメリカ社会)
  • 第3部 将来への展望(成長と環境;アメリカにおける経済政策と経済成長)

「BOOKデータベース」 より

詳細情報

ページトップへ