囁きと密告 : スターリン時代の家族の歴史
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囁きと密告 : スターリン時代の家族の歴史
白水社, 2011.5
- 上
- 下
- タイトル別名
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The whisperers : private life in Stalin's Russia
- タイトル読み
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ササヤキ ト ミッコク : スターリン ジダイ ノ カゾク ノ レキシ
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注記
The whisperers : private life in Stalin's Russia(Allen Lane, Penguin Books, 2007)の全訳
内容説明・目次
- 巻冊次
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上 ISBN 9784560081273
内容説明
無表情な統計の数字の裏にひそむ罪なき人々の悲劇的な運命とほんの一握りの奇跡。著者は、スターリン体制のもとで人間らしく生きようとした人たちの内面に寄り添い、魂を揺さぶられる無数のドラマをあぶりだした。テロルに翻弄された、多数の家族の回想、手紙、写真を収録。オーラル・ヒストリーの金字塔。
目次
- 序章
- 第1章 革命の世代—一九一七〜二八年
- 第2章 大いなる転換—一九二八〜三二年
- 第3章 幸福を求めて—一九三二〜三六年
- 第4章 大いなる恐怖—一九三七〜三八年
- 巻冊次
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下 ISBN 9784560081280
内容説明
圧倒的な恐怖を前にして人々は口をつぐむか囁きあうかしかなかった。恐ろしいのは「善良なふつうの市民」が全体主義体制に組みこまれていくプロセスだ。歴史学者ファイジズはそのからくりを見事に解きほぐしてみせた。封印された「肉声」が甦る、もうひとつの「20世紀ロシア史」。
目次
- 第5章 子供たちの運命—一九三八〜四一年
- 第6章 『待っていてくれ』—一九四一〜四五年
- 第7章 平凡なスターリン主義者たち—一九四五〜五三年
- 第8章 帰還—一九五三〜五六年
- 第9章 記憶—一九五六〜二〇〇六年
「BOOKデータベース」 より