脱皮と変態の生物学 : 昆虫と甲殻類のホルモン作用の謎を追う Biology of molting and metamorphosis : mechanism of hormonal regulation in insects and crustaceans

書誌事項

脱皮と変態の生物学 : 昆虫と甲殻類のホルモン作用の謎を追う = Biology of molting and metamorphosis : mechanism of hormonal regulation in insects and crustaceans

園部治之, 長澤寛道編著

東海大学出版会, 2011.5

タイトル読み

ダッピ ト ヘンタイ ノ セイブツガク : コンチュウ ト コウカクルイ ノ ホルモン サヨウ ノ ナゾ オ オウ

大学図書館所蔵 件 / 119

注記

各章末: 参考文献

索引(学名・和名・事項): p477-493

内容説明・目次

内容説明

脱皮と変態の謎はどこまで解明されたか。「なぜ?」「どのようにして」という素朴な疑問を30のQ&Aで解決、さらに、最先端で活躍している30人の研究者が最新の研究成果を紹介。

目次

  • 第1部 クラシカル・スキームに関連した基礎研究(神経ホルモン分泌細胞の電気的活動の動態;エクジステロイド生合成の調節機構;幼若ホルモンの生合成と作用機構;エクジステロイドの受容体の構造と機能;脱皮に伴うクチクラの硬化と着色のメカニズム)
  • 第2部 クラシカル・スキームに関連した応用研究(昆虫成長制御剤概論;エクジステロイドの構造と機能に基づいて開発された害虫防除剤;幼若ホルモンアナログを用いた昆虫成長制御剤;昆虫成長制御剤としてのキチン生合成阻害剤)
  • 第3部 クラシカル・スキームの枠を超えた最近の研究(新たに発見された前胸腺活性制御機構—抑制因子と神経支配;昆虫インスリン様ペプチドの構造と機能;休眠ホルモンによるカイコガ胚休眠の調節;エクジステロイドのリン酸化と脱リン酸化による活性調節;脱皮ホルモンのノンゲノミック作用;昆虫のゲノム情報と脱皮・変態研究への応用;ゲノム情報から昆虫の起源と進化を探る—分子系統からみた昆虫類の系統関係および甲殻類との近縁性)
  • 第4部 甲殻類の脱皮・変態(ズワイガニの生活史、とくに雌雄で異なる脱皮回数と成長;甲殻類の脱皮を制御する内分泌機構;Y器官におけるエクジステロイド生合成の調節機構;脱皮に伴う石灰化・脱石灰化のメカニズム;ミジンコのゲノム情報を利用した脱皮メカニズムの解析)

「BOOKデータベース」 より

詳細情報

ページトップへ