実証的刑事政策論 : 真に有効な犯罪対策へ
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実証的刑事政策論 : 真に有効な犯罪対策へ
岩波書店, 2011.5
- タイトル別名
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実証的刑事政策論 : 真に有効な犯罪対策へ
- タイトル読み
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ジッショウテキ ケイジ セイサクロン : シン ニ ユウコウナ ハンザイ タイサク エ
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注記
初出一覧: p411-412
内容説明・目次
内容説明
いま、本当の問題はどこにあるのか。どのような対策が求められているのか。実務家出身の犯罪学者による研究の集大成。
目次
- 第1部 犯罪と治安(犯罪統計は何を測っているのか—警察庁長官指示と認知件数、検挙率等の関係;日本の治安悪化神話はいかに作られたか—治安悪化の実態と背景要因;日本の治安の本当の問題はどこにあるのか—高齢者犯罪の増加;科学的に犯罪を測定することは可能か)
- 第2部 刑罰と犯罪者の更生(刑務所の過剰収容はなぜ起きるのか—過剰収容の意味と刑務所処遇に与える影響;日本の司法は、誰を罰しているのか—刑務所受刑者から見た日本の刑罰;刑務所の中の刑務所—昼夜間独居の住人たち;刑務所を支える受刑者—経理夫;受刑者の社会復帰を阻んでいるものは何か—刑務所における仮釈放の実態と再犯防止に向けた改革のあり方;日本ではなぜ高齢者を罰するのか—ノルウェーから見えてくる日本の高齢者犯罪増加の原因;日本ではなぜ死刑が廃止されていないのか—死刑を議論するための前提事実;日本における厳罰化とポピュリズム—被害者支援活動、マスコミと法務・検察の役割)
- 第3部 少年非行と処遇(非行・逸脱における格差(貧困)問題—雇用の消失により高年齢化する少年非行;少年院か、少年刑務所か—判決後の処遇から考える少年司法厳罰化の現実と矛盾)
「BOOKデータベース」 より