新・堕落論 : 我欲と天罰
著者
書誌事項
新・堕落論 : 我欲と天罰
(新潮新書, 426)
新潮社, 2011.7
- タイトル別名
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新堕落論 : 我欲と天罰
- タイトル読み
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シン ダラクロン : ガヨク ト テンバツ
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注記
「日本堕落論 このままでは日本は沈む」(『文藝春秋』2010年12月号)、「仮想と虚妄の時代 援助交際と純愛」(『文藝春秋』2005年5月号)に大幅に加筆・改稿したもの
内容説明・目次
内容説明
列島を揺るがせた未曾有の震災と、終わりの見えない原発事故への不安。今、この国が立ち直れるか否かは、国民一人ひとりが、人間としてまっとうな物の考え方を取り戻せるかどうかにかかっている。アメリカに追従し、あてがい扶持の平和に甘えつづけた戦後六十五年余、今こそ「平和の毒」と「仮想と虚妄」から脱する時である—深い人間洞察を湛えた痛烈なる「遺書」。
目次
- 1章 平和の毒(敗戦の光景;「堕落論」と戦後;「牙を抜かれた怪物」;忘れられた江戸の成熟;垂直な価値の基軸 ほか)
- 2章 仮想と虚妄(首都の不安;「一番豊かで、一番あわれな子供たち」;正統な青春、透明な閉塞;ルネサンス以来の文学の主題とは;「太陽の季節」とその時代 ほか)
「BOOKデータベース」 より