ニコライの日記 : ロシア人宣教師が生きた明治日本

書誌事項

ニコライの日記 : ロシア人宣教師が生きた明治日本

[ニコライ著] ; 中村健之介編訳

(岩波文庫, 青(33)-493-1, 2, 3)

岩波書店, 2011

タイトル別名

Дневники святого Николая Японского

聖・日本のニコライの日記

Dnevniki svi︠a︡togo Nikolai︠a︡ I︠A︡ponskogo

タイトル読み

ニコライ ノ ニッキ : ロシアジン センキョウシ ガ イキタ メイジ ニホン

大学図書館所蔵 件 / 265

注記

注: 上p427-446. 中p457-469. 下p413-458

ニコライ略年譜: 下p469-483

主要参考文献: 下p484-487

中村健之介編・ギペリオン社版『聖・日本のニコライの日記』(《Дневники святого Николая Японского》 под редакцией Кэнноскэ Накамура, 2004)から日記テキストを選択し、編集・翻訳した抄訳

内容説明・目次

巻冊次

上 ISBN 9784003349311

内容説明

文久元年(一八六一)、熱意を胸に、二五歳のロシア人宣教師が函館に降り立った。以来五〇年、生涯伝道に奮闘したニコライ。その日記は、激動の時代状況、そこに生きる人々の生活や声を、豊かな感情と思考、卓抜な観察力で今に伝える貴重な記録である。

目次

  • 一八七〇年—ペテルブルグ
  • 一八七一年—上海、函館への船上
  • 一八七二年—函館
  • 一八七六年—東京
  • 一八七九年(明治一二年)—ペテルブルグ
  • 一八八〇年(明治一三年)—ペテルブルグ、モスクワ、カザンなど
  • 一八八一年(明治一四年)—上州、東北、函館
  • 一八八二年(明治一五年)—東京、九州、中国、大阪、東海道など
  • 一八八四年(明治一七年)—東京
  • 一八八五年(明治一八年)—東京〔ほか〕
巻冊次

中 ISBN 9784003349328

内容説明

「芽は出つつある。しかし、まことにかぼそい芽だ」。日清戦争終結と三国干渉、高まる反露感情—寄せ来る時代の波のなかで若い教会の育成に心をくだき、日本全国を歩いて人びとに語りかけたニコライ。深い情熱と率直な心を映し出す日々の記録。

目次

  • 一八九二年(明治二五年)九月から下総、東京、北関東、仙台
  • 一八九三年(明治二六年)東京、信州、北陸、東北
  • 一八九四年(明治二七年)東京
  • 一八九五年(明治二八年)東京
  • 一八九六年(明治二九年)東京
  • 一八九七年(明治三〇年)東京
  • 一八九八年(明治三一年)東京、北海道
  • 一八九九年(明治三二年)東京
  • 一九〇〇年(明治三三年)東京、京都、大阪
  • 一九〇一年(明治三四年)東京、京都、大阪
巻冊次

下 ISBN 9784003349335

内容説明

「わたしはロシアに仕える者ではない。キリストに仕える者だ。」ついに日露開戦、ニコライは周囲の反対をおして日本に残ると決意する—全国の信徒たち、ロシア人捕虜たちのために。愛情と理想をもって激動の明治を日本人とともに生きた魂の記録。

目次

  • 一九〇二年(明治三五年)東京
  • 一九〇三年(明治三六年)東京、京都、大阪
  • 一九〇四年(明治三七年)東京
  • 一九〇五年(明治三八年)東京
  • 一九〇六年(明治三九年)東京
  • 一九〇七年(明治四〇年)東京
  • 一九〇八年(明治四一年)東京、松山、広島、岡山、鳥取、島根
  • 一九〇九年(明治四二年)東京、大阪、長崎
  • 一九一〇年(明治四三年)東京、大阪
  • 一九一一年(明治四四年)東京

「BOOKデータベース」 より

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