エネルギー論争の盲点 : 天然ガスと分散化が日本を救う

書誌事項

エネルギー論争の盲点 : 天然ガスと分散化が日本を救う

石井彰著

(NHK出版新書, 356)

NHK出版, 2011.7

タイトル読み

エネルギー ロンソウ ノ モウテン : テンネン ガス ト ブンサンカ ガ ニホン オ スクウ

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注記

参考文献: p216-217

内容説明・目次

内容説明

3・11後、にわかに高まる原発廃絶の声。しかし、コストが高く安定性の低い再生可能エネルギーで原発を無理に代替すれば、日本経済の崩壊は免れない—。エネルギーの安定供給とCO2削減を両立するカギは、天然ガスと分散型のスマートエネルギーネットワーク。巷に溢れるエネルギー論争の陥穽を検証し、歴史とデータから問題の本質を説き起こす、本物のプロによる啓発の書。

目次

  • 第1章 エネルギー問題がなぜ重要なのか—人類の命と文明を支えるカギ(エネルギーとは何か;エネルギーは人命を守る;エネルギーがつくった文明史)
  • 第2章 技術革新の陰に化石燃料あり—エネルギーは「量」より「質」で考える(化石燃料はなぜ近代化を促したのか;石油はなぜチャンピオンになったのか;エントロピーから考えるエネルギーと文明の関係)
  • 第3章 虚飾にまみれたエネルギー論争—原発vs再生可能エネルギー対立の不毛(エネルギー論争のウソ;コストで比較する原子力と再生可能エネルギー;二元論者の奇妙な相似)
  • 第4章 知られざる天然ガスの実力—世界的「ガス革命」に乗り遅れるな(「天然ガス後進国」ニッポン;葬られたガス・パイプライン計画;国際的にすすむ天然ガス革命)
  • 第5章 二一世紀型の省エネとエネルギー安全保障—資源、地域の分散化がカギ(省エネの盲点;コジェネレーションの可能性;原子力代替は天然ガス+再生可能エネルギーで;エネルギーの安全保障)

「BOOKデータベース」 より

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