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原発はいらない

小出裕章著

(幻冬舎ルネッサンス新書, 044, [こ-3-1])

幻冬舎ルネッサンス, 2011.7

タイトル読み

ゲンパツ ワ イラナイ

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内容説明・目次

内容説明

福島原発は今後どうなるのか。著者は40年間一貫して原発の廃絶を主張してきた。その経験をもとに、今回の原発事故が最悪の場合、日本全土を汚染してしまうことを客観的に立証する。さらに、原発に替わる新エネルギーについても言及する。人が人として生きていくために、本当に必要なものは何か?原発問題に端を発し、人間の存在意義にまで言及した「小出哲学」の集大成。

目次

  • 序章 私が四〇年間、原発に反対してきた本当の理由(原発こそ環境汚染の元凶;原子力の研究から反原発運動へ;京都大学原子炉実験所の仲間たち;反原発運動から原発全廃運動へ;原発問題は差別の問題である;福島第一原発の暴発は防げるか)
  • 第1章 福島第一原発は今後どうなるのか?(度重なる「想定外」の情報隠しと不手際;原発事故はどうして起きたのか;後戻りできな現状との闘い;「想定しなければならない」最悪のシナリオ;放射能汚染は、とどまるところを知らない)
  • 第2章 危険なのは福島原発だけではない!(浜岡原発停止だけでなく、すべての原発の運転停止を!;浜岡原発の「危機」は、まだ終わっていない;浜岡原発が破局的事故を起こせば、関東圏・関西圏が壊滅状態に;「豆腐の上の原発」とも呼ばれる柏崎刈羽原発;プルサーマル発電は、あまりにも危険すぎる;六ヶ所再処理工場は封鎖せよ!)
  • 第3章 原発に関する何でもQ&A—知らないと、自分も家族も守れない(夫に日給三万円、福島原発で働かないかという話がきていますが、被曝しないかと心配です。;内部被曝が心配で、食品や飲料水の「基準値ノイローゼ」になりそうです。でも、放射線量が基準値以下なら、本当に安全なのでしようか。被災地域の方々には申し訳ないのですが、多少なりとも汚染されたものを食べることにはやはり抵抗があります。特に子どもへの影響が心配です。 ほか)
  • 第4章 未来を担う子どものために、大人がやるべきこと(子どもたちを被曝から守りたい;原発をやめても電力は不足しない;「原発エコ論」の大ウソ;新エネルギー利用の議論に違和感;「非現実的な夢想家」としてか)

「BOOKデータベース」 より

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詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BB06323670
  • ISBN
    • 9784779060489
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 出版地
    東京
  • ページ数/冊数
    238p
  • 大きさ
    18cm
  • 分類
  • 件名
  • 親書誌ID
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