明治の歌舞伎と出版メディア

書誌事項

明治の歌舞伎と出版メディア

矢内賢二著

ぺりかん社, 2011.7

タイトル読み

メイジ ノ カブキ ト シュッパン メディア

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注記

学位請求論文「明治期歌舞伎と出版メディアの研究」(東京大学) を大幅に改訂したもの

参考文献: p234-238

内容説明・目次

内容説明

明治になり、歌舞伎の型の伝承に対する危機感のなかで、型そのものを文字に残し、後代に伝える「型の記録」が生まれた。従来の歌舞伎史研究ではあまり触れられなかった「型の記録」を中心に、『歌舞伎新報』『歌舞伎』『演芸画報』などの演劇雑誌や新聞などの出版メディアと明治の歌舞伎について考察する。

目次

  • 第1章 明治期における劇評の諸相(六二連『俳優評判記』と新聞劇評;三木竹二の位置)
  • 第2章 型の記録の成立と展開(『歌舞伎新報』における筋書;『歌舞伎』における型の記録;型の記録の記述方法における特色;「芝居見たまま」の成立と展開)
  • 第3章 明治期歌舞伎における戦争物(出版メディアにみる『皐月晴上野朝風』の興行宣伝と受容;歌舞伎における日清戦争物)

「BOOKデータベース」 より

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