法と倫理の心理学 : 心理学の知識を裁判に活かす : 目撃証言,記憶の回復,子どもの証言

書誌事項

法と倫理の心理学 : 心理学の知識を裁判に活かす : 目撃証言,記憶の回復,子どもの証言

仲真紀子著

(心理学の世界, 専門編 ; 12)

培風館, 2011.7

タイトル別名

法と倫理の心理学 : 心理学の知識を裁判に活かす : 目撃証言記憶の回復子どもの証言

タイトル読み

ホウ ト リンリ ノ シンリガク : シンリガク ノ チシキ オ サイバン ニ イカス : モクゲキ ショウゲン,キオク ノ カイフク,コドモ ノ ショウゲン

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注記

引用・参考文献: p213-221

より進んだ学習のための読書案内: 各章末

内容説明・目次

内容説明

裁判員制度が始まった。そこでは法の専門家と、非専門家である市民とが、協働し、証拠を評価し、法的判断を行う。市民に求められるのは社会常識による思考・判断だというが、専門家と非専門家では一体どこが異なるのだろうか。誤判原因に対する意識、目撃証言の信用性評価、記憶の抑圧や回復についての信念、言い逃れのメカニズム、そして子どもの証言をどう考えるか—。司法場面をフィールドに心理学の研究を行ってきた著者が、現実の事例にも当たりつつ、専門家の見方、非専門家の見方を考える。

目次

  • 1章 市民と法曹の人々による、誤判意識—何が誤判を生むのか
  • 2章 裁判に必要な知識—裁判員に求められるものとは
  • 3章 専門家と非専門家の心理学的知識—専門家と非専門家はここが違う
  • 4章 記憶の抑圧と回復—回復した記憶の信用性は
  • 5章 偽りの記憶が問題となった事例—思い出せない記憶の想起過程
  • 6章 記憶の抑圧/回復に対する信念—抑圧/回復の概念はどこから来るのか
  • 7章 方便としての「記憶の抑圧と回復」—「記憶にございません」に説得力はあるのか
  • 8章 子どもの証言は信用できるか—専門家と非専門家の信念の違い 幼児の証言の信用性
  • 9章 子どもの証言の正確性に影響を及ぼす要因—面接における子どもの問題と大人の問題
  • 10章 子どもの証言と司法面接—子どもからどのように話を聞けばよいか
  • 11章 法と倫理の心理学—心理学の知識を裁判に活かす

「BOOKデータベース」 より

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詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BB06350800
  • ISBN
    • 9784563058913
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 出版地
    東京
  • ページ数/冊数
    x, 227p
  • 大きさ
    19cm
  • 分類
  • 件名
  • 親書誌ID
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