「故郷」のトポロジー : 場所と居場所の環境文学論

書誌事項

「故郷」のトポロジー : 場所と居場所の環境文学論

喜納育江著

(エコクリティシズム・コレクション = Ecocriticism collection)

水声社, 2011.7

タイトル別名

故郷のトポロジー : 場所と居場所の環境文学論

タイトル読み

コキョウ ノ トポロジー : バショ ト イバショ ノ カンキョウ ブンガクロン

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内容説明・目次

内容説明

言葉のない場所に言葉を、生命のない場所に生命を感じとる—。アメリカ先住民やチカーノ、そして沖縄の民らの表現を媒介に、重層化する彼らの“アイデンティティ”を問い、他者へと開かれてゆく、清冽な文学論。

目次

  • 序章 私(たち)はどこにいる—「場所」と「居場所」と「故郷」をめぐる一考察
  • 第1章 故郷という居場所—サイモン・オティーズの詩が築くもの
  • 第2章 沈黙に寄り添う言葉—アメリカ先住民と山尾三省のアニミズム
  • 第3章 ラ・ヨローナとリオ・グランデ—失われた故郷を想像/創造するために
  • 第4章 新しい場所に根ざす—小圃千浦とデイビッド・マス・マスモトの故郷と再定住
  • 第5章 境域てしての場所と身体—クイアエコフェミニズムとシェリー・モラガの演劇
  • 第6章 淵を居場所とする者たちへ—崎山多美のクジャ連作小説における記憶と交感

「BOOKデータベース」 より

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