書誌事項

滞日十年

ジョセフ・C・グルー著 ; 石川欣一訳

(ちくま学芸文庫, [ク21-1]-[ク21-2])

筑摩書房, 2011

タイトル別名

Ten years in Japan

タイトル読み

タイニチ ジュウネン

大学図書館所蔵 件 / 97

注記

底本: 毎日新聞社 1948年刊

叢書番号はブックジャケットによる

内容説明・目次

巻冊次

上 ISBN 9784480094018

内容説明

1932(昭和7)年、グルーはアメリカの駐日特命全権大使として赴任する。このころの日本は、世相は暗く、満州事変、五・一五事件、国際連盟脱退と、ひたすら戦争への道を歩んでいるかのようであった。知日派として知られたグルーは、日本の多くの人々と交わり、日米関係の悪化を食い止めるべく奔走する。しかしその甲斐なく、1941(昭和16)年12月、日米はついに開戦へと至ってしまう。本書は、その間の経緯を、当事者のみが語りえる迫真の描写によって、克明に記録した昭和史の一級史料。上巻は、着任早々の天皇への謁見、そして二・二六事件、盧溝橋事件を経て、1939年5月15日までの情勢を収録。

目次

  • 第1章 日本を覆う暗殺者の影(一九三二年五月十四日‐一九三三年二月十五日)
  • 第2章 嵐に先立つ平穏の三年間(一九三三年二月二十日‐一九三六年二月十一日)
  • 第3章 早産的革命から公然たる戦争へ(一九三六年二月二十六日‐一九三七年四月十八日)
  • 第4章 「支那事変」(一九三七年七月八日‐一九三九年五月十五日)
巻冊次

下 ISBN 9784480094025

内容説明

1932(昭和7)年、グルーはアメリカの駐日特命全権大使として赴任する。このころの日本は、世相は暗く、満州事変、五・一五事件、国際連盟脱退と、ひたすら戦争への道を歩んでいるかのようであった。知日派として知られたグルーは、日本の多くの人々と交わり、日米関係の悪化を食い止めるべく奔走する。しかしその甲斐なく、1941(昭和16)年12月、日米はついに開戦へと至ってしまう。本書は、その間の経緯を、当事者のみが語りえる迫真の描写によって、克明に記録した昭和史の一級史料。下巻は、日米交渉行き詰まり、ついに日本の真珠湾奇襲の日をむかえ、翌年帰国するまでを収録。

目次

  • 第5章 一つの世界と二つの戦争(一九三九年十月十日‐一九四一年十二月七日)
  • 第6章 一つの世界と一つの戦争(一九四一年十二月八日‐一九四二年五月三十一日)

「BOOKデータベース」 より

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