大谷崎 : エロスの深淵
著者
書誌事項
大谷崎 : エロスの深淵
鳥影社, 2011.9
- タイトル別名
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Ōtanizaki
大谷崎
- タイトル読み
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オオタニザキ : エロス ノ シンエン
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注記
参考文献: p374-378
内容説明・目次
内容説明
ヴィスコンティ、タルコフスキー、アンゲロプロス等の映画論を世に送り出してきた若菜薫が挑む。谷崎潤一郎のめくるめくエロスの世界。
目次
- 第1部 初期
- 第2部 模索期(芸術家小説;美の深淵;サディズムとマゾヒズム;美と倫理;母性思慕の主題;知覚の多様性)
- 第3部 円熟期(悪戯としてのマゾヒズム—『痴人の愛』論;玩具としての神—『蓼食う虫』論;死のカルテット—『卍』論;女首、あるいは生者としての死者—『武州公秘話』論;闇の中に浮かぶ女神—『盲目物語』『聞書抄』『春琴抄』論)
- 第4部 後期(夢想の中の姉妹—『細雪』論;母の変容—『吉野葛』『少将滋幹の母』『夢の浮橋』論)
- 第5部 晩年期(殺人としての性行為—『鍵』論;女に踏み殺されるという快楽—『瘋癲老人日記』論)
「BOOKデータベース」 より