書誌事項

考古学を科学する

中條利一郎, 酒井英男, 石田肇編

臨川書店, 2011.9

タイトル別名

考古学を科学する

タイトル読み

コウコガク オ カガク スル

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注記

参考文献: 節末

内容説明・目次

内容説明

主に中世の遺跡・遺物に対して有効な、地磁気調査・DNA分析・人骨分析などの科学的手法を解説。その調査実例として鎌倉のフィールドワークを紹介する。考古学を専門とする学生・研究者はもちろん、中世歴史・考古学愛好者ならば必読の一冊。

目次

  • 第1章 年代推定1—自然災害の痕跡を追う(過去の地震を土壌の磁気から探る;中国・北朝鮮国境白頭山の一〇世紀巨大噴火—放射性炭素法による高精度年代測定法)
  • 第2章 遺跡および自然環境の復元(大規模遺跡を復元する—電磁気探査の利用;中世の環境と農耕の変遷—環境考古学の知 ほか)
  • 第3章 古人骨・動物遺存体の分析と社会環境の復元(日本列島の北と南の人々の生活誌復元—形質人類学からの研究;食生態からみた北海道と沖縄の中世 ほか)
  • 第4章 年代推定2—文化財を科学する(歴史時代資料の14C年代測定—古文書・古筆切の測定を中心に;中尊寺金色堂の遺体の同定)
  • 第5章 中世鎌倉の素顔—考古生物試料を用いた分析(鎌倉市由比ヶ浜地域の中世遺跡出土人骨;鎌倉中世人骨・獣類骨の14C年代測定 ほか)

「BOOKデータベース」 より

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