書誌事項

親鸞

五木寛之 [著]

(講談社文庫, [い-1-77] - [い-1-82])

講談社, 2011.10-2016.5

  • 激動篇 上
  • 激動篇 下
  • 完結篇 上
  • 完結篇 下

タイトル別名

Shinran

タイトル読み

シンラン

大学図書館所蔵 件 / 33

注記

上, 下: 2010年1月刊単行本の文庫化

激動篇 上, 下: 2012年1月刊単行本に一部加筆した文庫化

完結篇 上, 下: 2014年11月刊単行本に一部加筆した文庫化

英文タイトル及び叢書番号はブックジャケットによる

内容説明・目次

巻冊次

上 ISBN 9784062770606

内容説明

馬糞の辻で行われる競べ牛を見に行った幼き日の親鸞。怪牛に突き殺されそうになった彼は、浄寛と名乗る河原の聖に助けられる。それ以後、彼はツブテの弥七や法螺房弁才などの河原者たちの暮らしに惹かれていく。「わたしには『放埒の血』が流れているのか?」その畏れを秘めながら、少年は比叡山へ向かう。
巻冊次

下 ISBN 9784062770613

内容説明

親鸞は比叡山での命がけの修行にも悟りを得られず、六角堂へ百日参篭を決意する。そこで待っていたのは美しい謎の女人、紫野との出会いだった。彼が全てを捨て山をおりる決意をした頃、都には陰謀と弾圧の嵐が吹き荒れていた。そして親鸞の命を狙う黒面法師。法然とともに流罪となった彼は越後へ旅立つ。
巻冊次

激動篇 上 ISBN 9784062775717

内容説明

京を追放された親鸞は、妻・恵信の故郷である越後に流されていた。一年の労役の後、出会ったのは外道院と称する異相の僧の行列。貧者、病者、弱者が連なる衝撃的な光景を見た親鸞の脳裡に法然の言葉が去来する。「文字を知らぬ田舎の人びとに念仏の心を伝えよ」。それを胸に親鸞は彼らとの対面を決意する。
巻冊次

激動篇 下 ISBN 9784062775724

内容説明

雨乞いの法会を切り抜けた親鸞は、外道院と袂を分かち、越後に施療所を開設する。訪れる人びとと話し合う穏やかな日々を恵信とともに過ごしていた折、法然の訃報が届く。とうとう師を喪った親鸞は自分自身の念仏をきわめることを決意する。関東から誘いがかかったのはそのときだった。ベストセラー第二部。
巻冊次

完結篇 上 ISBN 9784062933513

内容説明

東国から帰洛した親鸞に魔手が伸びる。専修念仏を憎悪する怪僧・覚蓮坊が、親鸞の長男・善鸞をそそのかし『教行信証』を奪おうとしたのだ。だが、その前に立ちはだかったのは、数奇な半生をたどり、宋の富商に身請けされたという謎の女借上、竜夫人だった。このふたりと、親鸞の因縁とは?入魂の三部作、完結。
巻冊次

完結篇 下 ISBN 9784062933520

内容説明

偉大な師にして父親の親鸞に認めてもらおうと善鸞は東国行きを志願するが、父子の懸隔はかえって広がる。一方で最後の闘いの時も迫っていた。怪僧・覚蓮坊、謎の女借上・竜夫人、若き日に出会ったツブテの弥七、黒面法師らとの、永く深い因業が解き明かされる。そして、九十歳で入滅—。入魂の三部作、完結。

「BOOKデータベース」 より

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詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BB07130286
  • ISBN
    • 9784062770606
    • 9784062770613
    • 9784062775717
    • 9784062775724
    • 9784062933513
    • 9784062933520
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 出版地
    東京
  • ページ数/冊数
    5冊
  • 大きさ
    15cm
  • 分類
  • 件名
  • 親書誌ID
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