江戸時代の老いと看取り
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江戸時代の老いと看取り
(日本史リブレット, 92)
山川出版社, 2011.10
- タイトル読み
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エド ジダイ ノ オイ ト ミトリ
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注記
参考文献: 巻末
内容説明・目次
内容説明
江戸時代は身分、階層、男女の性別を超えて、人びとの長寿の可能性がひろがった時代でした。老齢の家族の日々の暮しを支えることは、家の役割として重視され、とりわけ子として親を扶養し看取ることは、孝行の実践行為として規範化されていました。長寿化と高齢化が進展してゆき、長命を叶えるための心得と、あるべき看取りが説かれた時代にあって、人びとはどのように老いと向きあい、幕府や藩は、いかなる方策を示していたのか、本書では、老いを生きる、老いを寿ぐ、老いを看取る、という三つの観点から、その実相をひもといてみます。
目次
- 1 老いへのまなざし(映画「たそがれ清兵衛」の描写から;原作と映画の背景 ほか)
- 2 老いを生きる(老いて働く農民;高齢の当主と後家当主 ほか)
- 3 老いを寿ぐ(「諸国風俗問状答」にみる年祝い;菅江真澄がみた百賀 ほか)
- 4 老いを看取る(「養老」の教えと孝規範;武家における介護教育 ほか)
「BOOKデータベース」 より