イェイツとアイリッシュ・フォークロアの世界 : 物語と歴史の交わるところ
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書誌事項
イェイツとアイリッシュ・フォークロアの世界 : 物語と歴史の交わるところ
彩流社, 2011.11
- タイトル別名
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Yeats and the world of Irish folklore : the points of intersection between story and history
イェイツとアイリッシュフォークロアの世界 : 物語と歴史の交わるところ
- タイトル読み
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イェイツ ト アイリッシュ フォークロア ノ セカイ : モノガタリ ト レキシ ノ マジワル トコロ
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注記
英語の博士論文「W.B.Yeats : Irish folklore and nationalism」を日本語で書き直し加筆したもの
参考文献(主に引用文献): 巻末p45-56
内容説明・目次
内容説明
イェイツが築こうとした「アイルランド」との絆。—独自に「アイリッシュ・フォークロア」の収集を行ない、生涯、「フォークロア」に強い関心を抱きつづけたイェイツ—イェイツをとおして独自の変容をとげた「フォークロア」を作品から拾い上げ、その創作活動と「アイリッシュ・フォークロア」の関係を明らかにし、歴史に翻弄されたイェイツの内面世界に迫る。
目次
- 序章 フォークロアとイェイツ
- 第1章 イェイツの生涯を貫くフォークロア—その政治的背景
- 第2章 対立を越えて—劇詩『オシーンの放浪』が予見するナショナリズムの行方
- 第3章 めぐりくる昼と夜—詩集『葦間の風』と太陽シンボリズム
- 第4章 ハープの力—劇詩『影なる海』とイェイツのナショナリズムへの不安
- 第5章 物語の力—狂言喜劇『役者女王』と革命のフォークロア
- 第6章 アイルランドの物語の再構築—「クレージー・ジェーンの歌」と独立後のアイルランド
- 終章 アイルランド文学とフォークロア
「BOOKデータベース」 より