時をこえる仏像 : 修復師の仕事

書誌事項

時をこえる仏像 : 修復師の仕事

飯泉太子宗著

(ちくまプリマー新書, 171)

筑摩書房, 2011.12

タイトル読み

トキ オ コエル ブツゾウ : シュウフクシ ノ シゴト

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内容説明・目次

内容説明

ほとんどが木造ゆえに、数百年も経てば、必ず壊れてくる仏像。そういった仏像の修復の現場を案内しながらだからこそ知り得る少し変わった、仏像の見方を紹介。観て・触れて・解体して・直して・考えた仏像入門。

目次

  • 第1章 仏像ってなに?(すべてはお釈迦様から始まった;仏を組織で考えよう;仏像同士はチームを組んで働いている;異なる経営理念を持つ如来;仏像の姿について;人の世を映す仏像)
  • 第2章 修復—どうなおすのか(まずは全身の健康診断をしよう;修復、その前に。仏の魂はどうするか;仏像を解体する;木材が腐っていたらどうするか;表面の彩色や漆層のはなし;なくなった部位はどうするか;目の存在感をどう演出するか;仏像の非破壊検査;修理が大変な像;元の姿に思いを馳せる)
  • 第3章 仏像の修復とはどんな仕事?(修理と修復は少し違う;仏像は実用品?それとも文化遺産?;修理で大切なこと;一〇〇年後をイメージしながら修理する;仏像はどの程度の年月で壊れるのか;神社から仏像は、ふしぎじゃない;昔々、壊れた仏像を誰が修復したか?;修理者は芸術家ではない)
  • 第4章 この仕事が好きな理由(私のこと;時を超えてつながる仏像と人;はるか昔の人を身近に感じる瞬間;次世代につなぐバトンリレー;過去に思いを馳せる;人の世と祈りと仏像と)
  • 付録 修理作業報告書例:弘行寺阿弥陀如来立像

「BOOKデータベース」 より

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