沙門空海唐の国にて鬼と宴す

書誌事項

沙門空海唐の国にて鬼と宴す

夢枕獏[著]

(角川文庫, 17077-17078, 17133-17134)

角川書店 , 角川グループパブリッシング (発売), 2011.10-2011.11

  • 巻ノ1
  • 巻ノ2
  • 巻ノ3
  • 巻ノ4

タイトル読み

シャモン クウカイ トウ ノ クニ ニテ オニ ト ウタゲス

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内容説明・目次

巻冊次

巻ノ3 ISBN 9784041000168

内容説明

安倍仲麻呂が遺した手紙により、空海たちが知った事実。それは、かつて玄宗皇帝が楊貴妃を処刑せざるを得ない状況に陥った際、道士・黄鶴の提案に従って尸解の法を用い、楊貴妃を仮死状態にして難を逃れようとしたが、あえなく失敗したというものだった。一方、青龍寺の恵果のもとに、妖しい影—黄鶴の弟子であった白龍が現れる。白龍は順宗皇帝を呪殺し、唐王朝を完全に滅ぼすと予告する。中国伝奇小説の傑作、第3弾。
巻冊次

巻ノ4 ISBN 9784041000175

内容説明

宦官・高力士が、死の直前に安倍仲麻呂へ遺した手紙には、楊貴妃の出自にまつわる、さらなる驚愕の事実が記されていた。黄鶴、白龍、丹翁…さまざまな人の想いと呪いが交錯した果てに、いま、順宗皇帝は呪法によって瀕死の状態に陥っていた。呪法の正体を暴くよう依頼された空海は、逸勢や白楽天、大勢の楽士や料理人を率い、玄宗皇帝と楊貴妃ゆかりの地—驪山の華清宮へと向かった。中国伝奇小説の傑作、ついに完結。
巻冊次

巻ノ1 ISBN 9784041626160

内容説明

盟友・橘逸勢らと共に、遣唐使として長安に入った若き僧・空海。密教の真髄を「盗みにきた」と豪語する空海は、ありあまる才で多くの人を魅了していく。一方長安では、奇怪な事件が続いていた。役人・劉の屋敷に猫の化け物が取り憑き、皇帝の死を予言したという。噂を聞いた空海と逸勢は、劉家を訪れ妖猫と対峙することに。その時から2人は、唐王朝を揺るがす大事件にかかわることになる—!中国伝奇小説の傑作ここに開幕。
巻冊次

巻ノ2 ISBN 9784041626177

内容説明

妖猫に取り憑かれた劉家の妻が唄った歌。それが、およそ60年前、詩仙李白が玄宗皇帝の寵妃・楊貴妃の美しさを讃えた詩だと知った空海と逸勢は、偶然知り合った後の大詩人・白楽天と共に馬嵬駅へ行き、楊貴妃の墓を暴くことに。だが驚くべきことに、そこには妖しい呪がかけられていたうえ、石棺の中に楊貴妃の姿はなかった—。そんな空海に、謎の方士・丹翁は「このことは忘れよ」と警告するが…?中国伝奇小説の傑作、第2弾。

「BOOKデータベース」 より

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詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BB0768888X
  • ISBN
    • 9784041626160
    • 9784041626177
    • 9784041000168
    • 9784041000175
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 出版地
    東京,東京
  • ページ数/冊数
    4冊
  • 大きさ
    15cm
  • 分類
  • 親書誌ID
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