江戸のお白洲 : 史料が語る犯科帳の真実
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江戸のお白洲 : 史料が語る犯科帳の真実
(文春文庫, [や-49-1])
文藝春秋, 2011.12
- タイトル読み
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エド ノ オシラス : シリョウ ガ カタル ハンカチョウ ノ シンジツ
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注記
「文春新書」(2000年9月刊) に「はじめに」と解説を加え「文春文庫」として再刊したもの
叢書番号はブックジャケットによる
内容説明・目次
内容説明
婿殿毒殺を企む大商家の女たち。牢人五人で吉原立てこもり。結婚式翌々日の新郎殺し。下半身接待を強要した町奉行同心。嫉妬のはての同僚イジメで暴発した刃傷沙汰。呆れた事件から凄惨な事件まで、お奉行たちはどう対処したのか?近世史の第一人者が、確かな史料をもとにして紹介する、江戸の犯罪判例全25話。
目次
- お上の慈悲—鴎外はなぜ結末を作り変えたか
- 捕物帳の真実—犯人を捕縛できるのは同心だけ
- 吉原の無法な客たち—まんまと騙された五人の侍
- 息子の密通と母親—人よりも罪を憎んだ家老たち
- 哀しい御徒—庶民同然だった下級武士
- 不倫の結末—妻を殺そうとしても放免
- 遊女あがりの女房—幸せになつたものも多かったが
- 売られた妻—「売買価格」はたった十五両
- 町人恋愛事情—命がけだった奉公人同士の恋
- 女三人連れて出奔—貧乏旗本が雇った若党の素顔〔ほか〕
「BOOKデータベース」 より