変貌する聖徳太子 : 日本人は聖徳太子をどのように信仰してきたか

書誌事項

変貌する聖徳太子 : 日本人は聖徳太子をどのように信仰してきたか

吉田一彦編

平凡社, 2011.11

タイトル読み

ヘンボウ スル ショウトク タイシ : ニホンジン ワ ショウトク タイシ オ ドノヨウニ シンコウ シテ キタカ

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注記

日本学術振興会科学研究費補助金 (基盤研究 (B), 研究代表者 中部大学教授大山誠一, 課題番号20320017, 平成20-22年度) による研究課題「仏教東漸および中国思想の受容から見た聖徳太子信仰の成立と展開に関する多角的研究」の研究成果の一部

内容説明・目次

内容説明

高額紙幣の顔として知られる聖徳太子。かつて法隆寺が四天王寺と競いあい、親鸞と弟子たちによって、民衆に広められた“聖徳太子”への信心の世界を、伝記と絵画から解き明かす。

目次

  • 序論 聖徳太子信仰を解き明かす
  • 第1部 信仰の対象になった「聖徳太子」(聖徳太子信仰の基調—四天王寺と法隆寺;上宮王院と法隆寺僧行信—奈良時代前期における太子信仰の一面;聖徳太子慧思託生説と「『延暦僧録』「上宮皇太子菩薩伝」)
  • 第2部 深化する聖徳太子信仰(聖徳太子霊場の形成—法隆寺・四天王寺と権門寺院;聖徳太子信仰と蝦夷;『四天王寺縁起』と「聖徳太子未来記」)
  • 第3部 民衆へと広がる聖徳太子信仰の展開(聖徳太子の再生—律宗の太子信仰;専修念仏運動における親鸞の太子信仰—『皇太子聖徳奉讃』七十五首を中心の素材として;聖徳太子絵伝の世界—聖徳太子十四歳廃仏の場面から)

「BOOKデータベース」 より

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