書誌事項

教育改革の社会学 : 犬山市の挑戦を検証する

苅谷剛彦, 堀健志, 内田良編著

岩波書店, 2011.12

タイトル別名

教育改革の社会学 : 犬山市の挑戦を検証する

タイトル読み

キョウイク カイカク ノ シャカイガク : イヌヤマシ ノ チョウセン オ ケンショウ スル

大学図書館所蔵 件 / 237

注記

犬山の教育改革年表/主要な出来事の解説(作成・内田良): p312-318

文献あり

収録内容

  • 「教育改革」とは何だったのか : 犬山の教育改革通史から日本の姿を読み解く / 内田良, 苅谷剛彦 [執筆]
  • 犬山の教育改革を掴む / 清水睦美 [執筆]
  • 教育改革と社会的排除 : 子どもたちの学びの変化に関する考察 / 藤田武志 [執筆]
  • 授業改善はどのような教師集団を形成するのか? / 長谷川哲也 [執筆]
  • 教育改革と教員文化 : 犬山市の改革を教師たちはどのように受けとめたのか / 山田哲也 [執筆]
  • 「当たり前」を実践する : 改革の定着とアカウンタビリティ / 内田良 [執筆]
  • 再帰的な営みとしての教育改革 : 「学び合い」の授業改革と子どもの学習行動 / 松田洋介 [執筆]
  • 「学び合いの教育改革」は保護者とどう向き合ったのか : ガバナンス改革の時代の教育改革と「公共性のパラドクス」 / 堀健志 [執筆]
  • 「教育改革の評価」はどのようにして行われたのか : ガバナンス改革の時代と再帰的な教育改革 / 堀健志 [執筆]
  • 「対談」犬山の教育改革があぶりだす「改革の10年」と現在の教育課題 / 瀬見井久, 苅谷剛彦 [執筆]
  • 犬山市の教育改革が問いかけるもの / 苅谷剛彦 [執筆]

内容説明・目次

内容説明

世紀をまたいでつづく「教育改革の時代」にひときわ存在感を放った、愛知県犬山市。「全国学力テストに唯一不参加」だったことで知られる同市の教育政策は、それのみが注目されるべきものではない。90年代末からいち早く、限りある資源を活用し、「学び合い」を核にした学校改革を進めていた。10年近くに及んだ貴重な調査・研究から、子ども、教師、保護者に起こった変化を読み解き、現代の教育課題をあぶりだす、意欲的な論集。当時の教育長・瀬見井久氏と編者・苅谷剛彦との対談も収録。

目次

  • 第1部 犬山の教育改革を問う意義(「教育改革」とは何だったのか—犬山の教育改革通史から日本の姿を読み解く;犬山市の教育改革を掴む)
  • 第2部 授業改善とその作用(教育改革と社会的排除—子どもたちの学びの変化に関する考察;授業改善はどのような教師集団を形成するのか?)
  • 第3部 「教育改革」を捉え直す(教育改革と教員文化—犬山市の改革を教師たちはどのように受けとめたのか;「当たり前」を実践する—改革の定着とアカウンタビリティ;再期的な営みとしての教育改革—「学び合い」の授業改革と子どもの学習行動;「学び合いの教育改革」は保護者とどう向き合ったのか—ガバナンス改革の時代の教育改革と「公共性のパラドクス」)
  • 第4部 教育改革の現場と教育研究(「教育改革の評価」はどのようにして行われたのか—ガバナンス改革の時代と再帰的な教育改革;対談 犬山の教育改革があぶりだす「改革の10年」と現在の教育課題)
  • 犬山市の教育改革が問いかけるもの
  • 資料

「BOOKデータベース」 より

詳細情報

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