ボクシングの文化史
著者
書誌事項
ボクシングの文化史
東洋書林, 2011.12
- タイトル別名
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Boxing : a cultural history
- タイトル読み
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ボクシング ノ ブンカシ
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注記
監訳: 稲垣正浩
参考文献, 参考映画, 参考音源: 巻末pii-xiii
内容説明・目次
内容説明
「どういうわけか、われわれはボクサーたちに、たんなるボクサーである以上のことを望んでいる」。拳で殴り合う原始的な闘いは、常に社会の渦に翻弄され、複雑な要素を孕むスポーツへと発展した。その競闘の数々は、上流階級と下層階級、イギリスとアメリカ、白人と黒人といった対立関係を背負わされ、そこに民衆は夢を、表現者たちは思想や美学を求め続けてきたのである。約150点の図版を交えつつ、ホメロス、バイロン、ジョイス、ヘミングウェイらの文学作品や、映画、ラジオ、テレビ、雑誌など多くのメディアに現れる形象の深い森に分け入り、多方面の領域を縦横無尽に冒険するカルチュラル・スタディーズの手法によって「拳闘」の本然を浮き彫りにする。
目次
- 1 古代ギリシアのボクシング黄金時代
- 2 イギリスのボクシング黄金時代
- 3 ピュジリズムとスタイル
- 4 「正しい意味における拳闘」
- 5 「ひとつの立派な職業として」
- 6 新たな希望
- 7 未来のスポーツ
- 8 われを救いたまえジャック・デンプシー、われを救いたまえジョー・ルイスよ
- 9 最盛期の王者と『レイジング・ブル』
「BOOKデータベース」 より