書誌事項

鉄道地図残念な歴史

所澤秀樹著

(ちくま文庫, [し-35-1])

筑摩書房, 2012.1

タイトル別名

鉄道地図の「謎」

鉄道地図の謎

鉄道地図 : 残念な歴史

タイトル読み

テツドウ チズ ザンネン ナ レキシ

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注記

「鉄道地図の「謎」」(山海堂 2002年2月刊)を改題し、一部加筆したもの

鉄道史年表: p337-340

参考文献: p348-350

内容説明・目次

内容説明

赤字路線が生き残り、地方の幹線が分断される。新幹線が通ったせいで、毎日通勤・通学に使う路線がJRではなくなる。鉄道地図に潜む矛盾は、苦悩、迷走、謀略に満ちた歴史から生まれた!政治家の策略、実業家の野心、官民の対立が渦巻き、線路はかくも歪められる。多数の地図をもとにして、秘められた謎を解き明かす一冊。

目次

  • 第1章 「鉄道地図」の拡張と衰退(寂しくなった鉄道地図;ローカル線退治の首謀者、「国鉄再建法」;長大なローカル新線を生んだ、改正「鉄道敷設法」の功罪 ほか)
  • 第2章 官と民と「鉄道地図」(勢力をのばす明治時代の私鉄;官設か私設かで揺れる明治政府の葛藤;明治後期に起こった鉄道地図大統合の変 ほか)
  • 第3章 信条なき「鉄道地図」の行方(私鉄の解体と日本国有鉄道の誕生;北陸鉄道の戦後史にみる時代の趨勢;ついにやってきた「国鉄改革法」と鉄道地図大解体のとき ほか)

「BOOKデータベース」 より

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