空間と時間のなかのメルヴィル : ポストコロニアルな視座から解明する彼のアメリカと地球(惑星)のヴィジョン
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空間と時間のなかのメルヴィル : ポストコロニアルな視座から解明する彼のアメリカと地球(惑星)のヴィジョン
晃洋書房, 2012.1
- タイトル別名
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空間と時間のなかのメルヴィル : ポストコロニアルな視座から解明する彼のアメリカと地球惑星のヴィジョン
- タイトル読み
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クウカン ト ジカン ノ ナカ ノ メルヴィル : ポストコロニアルナ シザ カラ カイメイ スル カレ ノ アメリカ ト チキュウ ワクセイ ノ ヴィジョン
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注記
引用文献: p317-326
内容説明・目次
内容説明
メルヴィルの諸作品を、空間(地理・場所)と時間(歴史)のなかに置き、彼の描くアメリカ社会とプラネタリなヴィジョンを反帝国主義的、あるいはポストコロニアルな視座から解明する。
目次
- 第1部 メルヴィルとアメリカ(メルヴィルと現代—白と黒を基軸として;メルヴィルの多文化主義とグローバリゼーション;幻想の白人優越主義—メルヴィルと黒人差別;ナンタケットからの舟出—初期アメリカの捕鯨業と『白鯨』;北東部田園地帯の向こう側—『ピエール』における自己探求;ニューヨークでの緑の休息—「書記バートルビー」;独立戦争と「ルースレス・デモクラシー」—『イズラエル・ポッター』;中間地帯のアメリカ人『信用詐欺師』と社会的背景;「歴史的悲劇」としての南北戦争—『戦争詩集』)
- 第2部 メルヴィルと旧世界(『レッドバーン』における父と子;旧秩序への依存とそこからの離脱—ポストコロニアリズムと『ビリー・バッド』)
- 第3部 メルヴィルと周縁の世界(アメリカを超えて)(南海の風景—三位一体のかなた;『タイピー』と文学市場;『クラレル』におけるオリエンタリズム;メルヴィルによる楽園の摸索に見られる西洋と東洋の対話;メルヴィルの新しい荒地観;『雑草と野草、一本か二本のバラと共に』における自然と楽園回復)
「BOOKデータベース」 より