神秘哲学
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神秘哲学
(イスラーム哲学とキリスト教中世 / 竹下政孝, 山内志朗編, 3)
岩波書店, 2012.1
- タイトル読み
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シンピ テツガク
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注記
内容: はじめに(編集委員会), 序章: 神秘・言語・構造(1「イスラーム神秘主義における知の構造」, 2「言葉と神秘主義の関係」), I: イスラームの神秘哲学(1「アラビア語一神教哲学によるプロティノスの改変に向けて」-5「存在一性論における存在」), II: ヨーロッパ中世の神秘思想(1「中世神秘主義における宇宙論」-6「真理を語る真理」), 討議: 神秘主義とは何か --スーフィズム・異端・グノーシス--, 人名小事典, 執筆者紹介
人名小事典(山内志朗編): 巻末p1-26
参考文献あり
収録内容
- イスラーム神秘主義における知の構造 / 竹下政孝 [執筆]
- 言葉と神秘主義の関係 / 山内志朗 [執筆]
- アラビア語一神教哲学によるプロティノスの改変に向けて / 堀江聡 [執筆]
- イスラームのコスモロジー : 流出論をめぐって / 青柳かおる [執筆]
- イスマーイール派の神話 / 菊地達也 [執筆]
- イスマーイール派の預言者論 : 初期の新プラトン主義的学派を中心として / 野元晋 [執筆]
- 存在一性論における存在 : クーナウィーとトゥーシーの往復書簡を中心にして / 竹下政孝 [執筆]
- 中世神秘主義における宇宙論 : ビンゲンのヒルデガルトを中心に / 伊藤博明 [執筆]
- キリスト教神秘主義の源流と架橋 : 偽ディオニュシオス・アレオパギテスとエリウゲナ / 今義博 [執筆]
- 中世における幻視と夢 / 細田あや子 [執筆]
- クザーヌスの神秘主義 / 八巻和彦 [執筆]
- ユダヤ神秘主義の源流 : 預言の終焉と「秘密」の解釈学 / 手島勲矢 [執筆]
- 真理を語る真理 : マイスター・エックハルトの神秘的聖書解釈 / 香田芳樹 [執筆]
- 神秘主義とは何か : スーフィズム・異端・グノーシス / 竹下政孝, 山内志朗 [述]
内容説明・目次
内容説明
スーフィーやイスマーイール派と西洋中世の神秘家たち、異端の位置や、共同性の思考の差異は、どこから生まれたのか。イスラームとラテン中世を合わせ鏡として、「世界史」の根を掘る。
目次
- 序章 神秘・言語・構造(イスラーム神秘主義における知の構造;言葉と神秘主義の関係)
- 1 イスラームの神秘哲学(アラビア語一神教哲学によるプロティノスの改変に向けて;イスラームのコスモロジー—流出論をめぐって;イスマーイール派の神話;イスマーイール派の預言者論—初期の新プラトン主義的学派を中心として;存在一性論における存在—クーナウィーとトゥーシーの往復書簡を中心にして)
- 2 ヨーロッパ中世の神秘思想(中世神秘主義における宇宙論—ビンゲンのヒルデガルトを中心に;キリスト教神秘主義の源流と架橋—偽ディオニュシオス・アレオパギテスとエリウゲナ;中世における幻視と夢;クザーヌスの神秘主義;ユダヤ神秘主義の源流—預言の終焉と「秘密」の解釈学;真理を語る真理—マイスター・エックハルトの神秘的聖書解釈)
- 討議 神秘主義とは何か—スーフィズム・異端・グノーシス
- 人名小事典
「BOOKデータベース」 より