瓦礫の中から言葉を : わたしの「死者」へ

書誌事項

瓦礫の中から言葉を : わたしの「死者」へ

辺見庸著

(NHK出版新書, 363)

NHK出版, 2012.1

タイトル別名

瓦礫の中から言葉を : わたしの死者へ

タイトル読み

ガレキ ノ ナカ カラ コトバ オ : ワタシ ノ シシャ エ

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内容説明・目次

内容説明

3・11後、ますますあらわになる言語の単純化・縮小・下からの統制。「日本はどのように再生すべきか」…発せられた瞬間に腐り死んでいくこれらの言葉に抗して、“死者”ひとりびとりの沈黙にとどけるべき言葉とはなにか。表現の根拠となる故郷を根こそぎにされた作家が、それでもなお、人間の極限を描ききった原民喜、石原吉郎、堀田善衛らの言葉を手がかりに、自らの文学の根源を賭け問う渾身の書。

目次

  • 第1章 入江は孕んでいた—記憶と予兆
  • 第2章 すべてのことは起こりうる—破壊と畏怖
  • 第3章 心の戒厳令—言葉と暴力
  • 第4章 内面の被爆—記号と実体
  • 第5章 人類滅亡後の眺め—自由と退行
  • 第6章 わたしの死者—主体と内省

「BOOKデータベース」 より

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詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BB08107927
  • ISBN
    • 9784140883631
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 出版地
    東京
  • ページ数/冊数
    194p
  • 大きさ
    18cm
  • 分類
  • 親書誌ID
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