闇狩り師
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書誌事項
闇狩り師
(Tokuma Novels)
徳間書店, 2009.7
- 新装版
- タイトル読み
-
ヤミガリシ
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収録内容
- 怪士の鬼
- 蛟
- くだぎつね
- 蘭陵王
- 白猿伝
- 鏢師
- 馬黄精
- ほどろ
- かるかや
- 殯
- 陰陽師
- 餓鬼魂
内容説明・目次
内容説明
付け根近くまでどす黒い紫に変色した手足。その表面にびっしりと生える、不気味な獣毛。無事なのは、顔と胴体だけであった。身体が小刻みに震えている。目尻からは涙が滲み出ていた。これが、日本中のファンを魅了する、あの人気アイドル岡江麻希の姿なのか?所属プロ社長野宮山のもとには、麻希の引退を促す脅迫状が届いていた…。人間の弱き心につけこんで憑依する、忌まわしくも妖しき“獣”たちの跳梁。猫又シャモンをひきつれて妖魔封じを稼業とする「現代の陰陽師」—九十九乱蔵の活躍を描く、超伝奇アクション。身長二メートル、体重一四五キロの巨体にみなぎる、本物の男の優しさ。これが乱蔵の憑き物落としだ!初期の中短篇を、本書にて完全網羅。シリーズ新装版の登場。
「BOOKデータベース」 より