餓鬼 (ハングリー・ゴースト) : 秘密にされた毛沢東中国の飢饉

書誌事項

餓鬼 (ハングリー・ゴースト) : 秘密にされた毛沢東中国の飢饉

ジャスパー・ベッカー著 ; 川勝貴美訳

(中公文庫, [ヘ-6-1], [ヘ-6-2])

中央公論新社, 2012.1

タイトル別名

Hungry ghosts : China's secret famine

餓鬼 : 秘密にされた毛沢東中国の飢饉

タイトル読み

ハングリー ゴースト : ヒミツ ニ サレタ モウ タクトウ チュウゴク ノ キキン

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注記

1997年4月刊の文庫化

叢書番号はブックジャケットによる

内容説明・目次

巻冊次

上 ISBN 9784122055940

内容説明

「二、三年一所懸命働けば、一千年の幸せが続く」。毛沢東が掲げたスローガンの下、一九五八年に始まり六二年まで続けられた理想郷建設の試み「大躍進」は、餓死者三千万人を出す悲惨な結果に終わった。中国政府が長年公式にその存在を認めてこなかった悲劇の実態を豊富な資料と徹底取材で暴く。

目次

  • 第1部 中国—飢饉の大地(飢饉の大地;立て!飢えたる者よ!;ソ連の飢饉;第一次集団化—一九四九〜一九五八;偽りの科学、偽りの約束;毛沢東は飢饉を黙殺した)
  • 第2部 大飢饉(飢饉の概観;河南省—嘘が生み出した大災害;安徽省—鳳陽について語ろう;その他の地域)
巻冊次

下 ISBN 9784122055957

内容説明

無惨な失敗に終わった「大躍進」。毛沢東の権威は失墜し、「黒猫であろうと白猫であろうと、ネズミを捕りさえすれば良い猫」と唱える〓(とう)小平や劉少奇の現実路線が実権を握る。だが、さらなる混乱が中国を待ち受けていた。文化大革命を上回る犠牲者を出した近代中国最大の悲劇を描く驚愕のドキュメント。

目次

  • 第2部 大飢饉(承前)(パンチェン・ラマの手紙;収容所にて;飢餓とは何か;人肉を食べる;都市の生活)
  • 第3部 大きな嘘(農民を救った劉小奇;毛沢東の失敗とその遺産;いったい何人死んだのか?;地誌をいかに記録すべきか;西側の過ち)

「BOOKデータベース」 より

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詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BB08253918
  • ISBN
    • 9784122055940
    • 9784122055957
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 原本言語コード
    eng
  • 出版地
    東京
  • ページ数/冊数
    2冊
  • 大きさ
    16cm
  • 分類
  • 件名
  • 親書誌ID
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