プロイセンの国家・国民・地域 : 19世紀前半のポーゼン州・ドイツ・ポーランド

書誌事項

プロイセンの国家・国民・地域 : 19世紀前半のポーゼン州・ドイツ・ポーランド

割田聖史著

有志舎, 2012.2

タイトル別名

プロイセンの国家国民地域 : 19世紀前半のポーゼン州ドイツポーランド

タイトル読み

プロイセン ノ コッカ・コクミン・チイキ : 19セイキ ゼンハン ノ ポーゼンシュウ・ドイツ・ポーランド

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注記

博士学位論文『一九世紀前半プロイセンにおける国家・国民・「地域」--プロイセン国制とポーゼン州』 (青山学院大学, 2005年) に加筆・修正を施したもの

参考文献一覧: p335-357

内容説明・目次

内容説明

19世紀前半、プロイセン東部に位置し、ロシア領ポーランドと国境を接する「辺境の地」ポーゼン州を舞台に、プロイセン王国がドイツ帝国へと変貌を遂げていく以前の歴史的時間と空間の固有性に着目して、その政治文化を分析。「ドイツ人」「ポーランド人」という「民族・国民」を自明の主体とせず、国家・国民・地域の変化と関係性を見つめ直す。

目次

  • 第1部 国家と「地域」—「地域」の「外縁」(ポーゼン州の成立;プロイセン改革における国民代表制度;ポーゼン州議会における国家と「地域」)
  • 第2部 地方行政、公共圏、アソシエーション—「地域」の「内包」(ポーゼン州の地方統治機構一八一五年‐一八四八年—プロイセンにおける地方行政と「民族問題」;新聞から見る公共圏と「地域」—『ポーゼン大公国新聞』の分析から;アソシエーションと「地域」—ゴスティン市のカシノ(一八三五年‐一八四六年))
  • 第3部 革命と「地域」—政治文化の変容(一八四〇年代の国制問題とポーゼン州;一八四八年のポーゼン蜂起と「地域」認識の変容;革命期の国家と「地域」—二つの国民議会とポーゼン州)

「BOOKデータベース」 より

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