書誌事項

文人悪妻

嵐山光三郎著

(新潮文庫, 9406, あ-18-10)

新潮社, 2012.4

タイトル別名

人妻魂

タイトル読み

ブンジン アクサイ

大学図書館所蔵 件 / 27

注記

「人妻魂」(マガジンハウス 平成19年刊)の改題

内容説明・目次

内容説明

夫に殉死した女優妻・松井須磨子、谷崎から譲渡された佐藤春夫の妻、精神錯乱の教師妻・杉田久女、夫に絶縁状を書いた華族出身妻・柳原白蓮、四回の人妻を経験した宇野千代。漱石、鴎外、鏡花、芥川の妻、そして与謝野晶子、林芙美子から幸田文、武田百合子まで、明治・大正・昭和の文壇を彩る53人。逞しく、したたかでパワフルな人妻たちの正体を描く、画期的な評伝集。

目次

  • 明治のマイ・フェア・レディ—逍遙の妻 坪内せん
  • 聡明な人妻は早世する—『小公子』の若松賎子
  • 論客の悪妻は右から左へ—『妾の半生涯』の福田英子
  • 洋妾と呼ばれた賢夫人—ラフカディオ・ハーンの妻 小泉セツ
  • 逆境の悪妻に意地あり—川上音二郎の妻 貞奴
  • 漱石を失恋させた女—大塚楠緒子
  • 中村屋のセレブ妻—相馬黒光
  • じつは超能力妻だった—漱石の妻 夏目鏡子
  • 良家のお嬢は化ける—与謝野晶子
  • 船旅不倫の先駆妻—国木田独歩と別れた妻 佐々城信子〔ほか〕

「BOOKデータベース」 より

関連文献: 1件中  1-1を表示

詳細情報

ページトップへ