長崎奉行 : 等身大の官僚群像

書誌事項

長崎奉行 : 等身大の官僚群像

鈴木康子著

(筑摩選書, 0039)

筑摩書房, 2012.4

タイトル読み

ナガサキ ブギョウ : トウシンダイ ノ カンリョウ グンゾウ

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注記

参考史料・文献: p221-229

内容説明・目次

内容説明

江戸から遠く離れた九州の最西端に位置し、唯一、海外に開かれていた長崎。この地を統べる長崎奉行は、行政・司法に加え、貿易の支配、キリシタン取締、そして経済官僚的な役割を担った。この要職の実態とはいかなるものであったのか。本書では、江戸期一二五人の奉行の中から特に興味深い人びとを取り上げ、その人物像、業績、評価などを、多くの史料をもとに描き出す。今も昔も変わらない官僚人生の悲喜交々とは—。

目次

  • 序章 等身大の長崎奉行
  • 第1章 女性スキャンダルが招いた結末—竹中采女正重義(一六二九〜三三)
  • 第2章 仏と閻魔の顔を持つ男—河野権右衛門通定(一六六六〜七二)
  • 第3章 長崎奉行の位階を上げた男—川口摂津守(源左衛門)宗恒(一六八〇〜九三)
  • 第4章 長崎市民人気ナンバーワンの長崎奉行—大森山城守時長(一七三二〜三四)
  • 第5章 将軍四代に仕えた経済官僚—萩原伯耆守美雅(一七三六〜四三)
  • 第6章 大岡越前に取られた名裁き—松浦河内守信正(一七四八〜五二)
  • 第7章 田沼意次の右腕になった紀州藩士二世—石谷備後守清昌(一七六二〜七〇)
  • 終章 職掌の変遷と江戸後期の長崎奉行

「BOOKデータベース」 より

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