折口信夫芸能論集
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書誌事項
折口信夫芸能論集
(講談社文芸文庫, [おW3])
講談社, 2012.5
- タイトル別名
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折口信夫芸能論集
- タイトル読み
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オリクチ シノブ ゲイノウ ロンシュウ
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内容説明・目次
内容説明
『文芸論集』『天皇論集』に続く編者安藤礼二によるオリジナル編集折口信夫第三弾は『芸能論集』。折口による民俗学は芸能を根幹としており、その起源は、沖縄をはじめとした南の島々にあり、さらに信州などの山深い地で洗練され、能や歌舞伎、詩歌へとつながっていく—。日本の英知・折口信夫の三部作、ここに堂々の完結。
目次
- 1 春の鬼(春来る鬼;春来る鬼—秋田にのこる奇習;春立つ鬼)
- 2 南島の水(沖縄に存する我が古代信仰の残〓(げつ)(一);沖縄固有の信仰問題;常世浪;女の香炉;壱岐の水;沖縄を憶う)
- 3 芸能の論理(和歌の発生と諸芸術との関係;巫女と遊女と;日本芸能史序説;古代演劇論;舞と踊りと)
- 4 身毒丸の周辺(江戸歌舞妓の外輪に沿うて;玉手御前の恋;御柱の話;春日若宮御祭の研究)
- 5 花祭りと雪祭り(山の霜月舞—花祭り解説;信州新野の雪祭り;「雪祭り」しなりお—岩波映画「新野雪祭」のために)
「BOOKデータベース」 より