東南アジアから見た近現代日本 : 「南進」・占領・脱植民地化をめぐる歴史認識

書誌事項

東南アジアから見た近現代日本 : 「南進」・占領・脱植民地化をめぐる歴史認識

後藤乾一著

岩波書店, 2012.5

タイトル別名

東南アジアから見た近現代日本 : 南進占領脱植民地化をめぐる歴史認識

タイトル読み

トウナン アジア カラ ミタ キンゲンダイ ニホン : 「ナンシン」・センリョウ・ダツ ショクミンチカ オ メグル レキシ ニンシキ

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内容説明・目次

内容説明

日本と東南アジアのあいだの戦前・戦中・戦後関係史を、それぞれ「南進」「占領」「独立と脱植民地化」をキーワードにしながら、いまなお決着していないアジアの近現代史をめぐる歴史認識問題に一石を投じる。

目次

  • 第1部 近現代日本・東南アジア関係(近現代日本と東南アジア—日清戦争からサンフランシスコ講和条約まで;内閣総理大臣東条英機と「南方共栄圏」;東南アジアの脱植民地化と地域秩序)
  • 第2部 「大東亜共栄圏」下のインドネシアと日本(植民地としてのインドネシア—日蘭関係史の中で;戦間期日本のアジア外交と林久治郎—ジャワ軍政顧問として;インドネシア独立革命と日本外交官—斎藤鎮男「報告書」をめぐって;ジャカルタ海軍武官府とインドネシア民族主義—前田精をめぐる人間群像;残留日本兵の戦後誌—クンプル乙戸の足跡)
  • 第3部 現代のなかの東南アジア占領—「歴史認識」をめぐる葛藤(アジア主義の変遷—大亜細亜協会の言脱を通して;「解放戦争」史観・「独立貢献」史観の虚妄性;ポストコロニアルな歴史空間の重層性—インドネシア・オランダ・日本・東ティモール)

「BOOKデータベース」 より

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