ベンヤミン危機の思考 : 批評理論から歴史哲学へ

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ベンヤミン危機の思考 : 批評理論から歴史哲学へ

内村博信著

未來社, 2012.5

タイトル読み

ベンヤミン キキ ノ シコウ : ヒヒョウ リロン カラ レキシ テツガク エ

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内容説明・目次

内容説明

破壊的暴力へとその身を曝すことによってのみ“生”は束縛から解放される。あらかじめ決定された現在を否定し、精神のアクチュアリティを救うために“批判=批評”は何を為すべきか。アドルノ、デリダ、アガンベンらの議論も捉えきれなかった若きベンヤミンの目眩く思考を追う。

目次

  • 第1章 芸術批評の理論と作品の概念(“詩作されたもの”の概念;“神話的なもの”の概念;芸術批評の理論)
  • 第2章 法の概念と近代悲劇(法と法の力;ギリシア悲劇と近代悲劇における運命の概念;正義と“神的なもの”の概念)
  • 第3章 言語理論と歴史哲学(伝達可能性の逆説性と表現の潜在性;固有名と翻訳可能性;歴史記述の方法としての理念論)
  • 終章 批判=批評と歴史哲学

「BOOKデータベース」 より

詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BB09330901
  • ISBN
    • 9784624011864
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 出版地
    東京
  • ページ数/冊数
    244p
  • 大きさ
    20cm
  • 分類
  • 件名
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