日本中世に何が起きたか : 都市と宗教と「資本主義」

書誌事項

日本中世に何が起きたか : 都市と宗教と「資本主義」

網野善彦著

(歴史新書y, 029)

洋泉社, 2012.6

新版

タイトル別名

日本中世に何が起きたか : 都市と宗教と資本主義

タイトル読み

ニホン チュウセイ ニ ナニ ガ オキタカ : トシ ト シュウキョウ ト「シホン シュギ」

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注記

2006年に洋泉社MC新書として刊行されたものを歴史新書y版に置き換えたもの

内容説明・目次

内容説明

鎌倉仏教の宗教者たちは、意外にも経済活動と密接な関係にあった。貨幣の価値は、神仏が保証する「無縁」を原理とし、利子は神に捧げる供物でもあった。資本主義の原点に宗教者と神仏の存在を発見した網野史学の名著。

目次

  • 序にかえて 絵師の心—一遍と「乞食非人」
  • 1 境界(境界に生きる人びと—聖別から賎視へ;中世の商業と金融—「資本主義」の源流;補論 市の思想)
  • 2 聖と賤(中世における聖と賤の関係について;中世における悪の意味について)
  • 3 音と声(中世の音の世界—鐘・太鼓・音声)
  • 4 宗教者(一遍聖絵—過渡期の様相)
  • あとがきにかえて 宗教と経済活動の関係

「BOOKデータベース」 より

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