瓦が語る日本史 : 中世寺院から近世城郭まで

書誌事項

瓦が語る日本史 : 中世寺院から近世城郭まで

山崎信二著

吉川弘文館, 2012.7

タイトル読み

カワラ ガ カタル ニホンシ : チュウセイ ジイン カラ キンセイ ジョウカク マデ

大学図書館所蔵 件 / 164

内容説明・目次

内容説明

東大寺、法隆寺、鶴岡八幡宮、安土城、姫路城、大坂城…かつては重要な建物にだけ葺かれた瓦。大陸より伝わり、日本独自のスタイルを確立した造瓦の変遷を、瓦工集団の発展を辿りつつ豊富な図版を交えて描く。寺院・城郭の瓦を分析し、組織で異なる鬼瓦の形態にも迫った労作。

目次

  • 1 中世の瓦生産への変化(東大寺再建過程での瓦調達法;興福寺再建における造瓦;法隆寺大修理における造瓦;鎌倉後期・南北朝期の大和の瓦工;中世京都と鎌倉の造瓦;中世和泉の造瓦)
  • 2 中世的瓦大工の時代(大和の瓦大工橘氏;播磨の瓦大工橘氏;四天王寺住人瓦大工;播州英賀住人瓦大工)
  • 3 織豊期の大規模瓦生産(大和と播磨の瓦大工橘氏のその後;織豊期の四天王寺住人瓦大工とその後;織豊期の播州英賀住人瓦大工;安土城の造瓦;姫路城以前の瓦と姫路城造営寺の瓦;大坂城の初期の瓦;聚楽第の瓦;肥前名古屋城の瓦と九州の城郭瓦;織豊期城郭瓦の特徴)
  • 4 江戸時代前期の瓦生産と御用瓦師の成立(御用瓦師寺島家—大坂と京都;紀伊の寺島;名古屋城下の瓦生産;江戸の前期瓦;甲府城下の瓦生産;姫路城下の瓦生産)

「BOOKデータベース」 より

詳細情報

ページトップへ