アリストテレスはじめての形而上学

書誌事項

アリストテレスはじめての形而上学

富松保文著

(NHKブックス, 1192)

NHK出版, 2012.6

タイトル別名

アリストテレス : はじめての形而上学

タイトル読み

アリストテレス ハジメテ ノ ケイジ ジョウガク

大学図書館所蔵 件 / 217

この図書・雑誌をさがす

内容説明・目次

内容説明

形而上学が向き合ってきた「“ある”とは何か」という問い。それは私たちがこの世界を生きるときに直面する問いである。この問いを、アリストテレスを読み解きながら考えていこう。太さを持たない「線」が「ある」とはどういうことか?この疑問を出発点にして、プラトンやピュタゴラス、ユークリッドなどの言葉とも向き合い、世界とはどのように立ち現れるか、時間とはいったい何なのか、そして私たちが生きることとは何かを探る。「存在」を一から問い直す、はじめての形而上学への誘い。

目次

  • 序章 線をめぐる問い
  • 第1章 ギガントマキア=存在をめぐる巨人族の戦い—アリストテレスと「ある」の諸義
  • 第2章 神はつねに幾何学する—ピュタゴラス派とプラトンの不文の教説
  • 第3章 線とウーシア—アリストテレスは点・線・面をどう考えたか
  • 第4章 ティタノマキア=時間をめぐる神々の戦い—時間と運動
  • 第5章 時間と魂—境界としての今と私
  • 終章 線を跨ぐ

「BOOKデータベース」 より

関連文献: 1件中  1-1を表示

詳細情報

ページトップへ