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“都"がつくる古代国家

仁藤敦史著

(NHKさかのぼり日本史, 10 ; 奈良・飛鳥)

NHK出版, 2012.6

タイトル別名

都がつくる古代国家

タイトル読み

“ミヤコ"ガ ツクル コダイ コッカ

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注記

参考文献: p121

年表: p122-123

内容説明・目次

内容説明

歴史には時代の流れを決定づけたターニングポイントがあり、それが起こった原因を探っていくことで「日本が来た道」が見えてくる。豪族集団の「倭国」から、天皇中心の律令国家「日本」へ—752年→672年→663年→603年の時代の指導者の姿に“国づくり”の原点を見る。

目次

  • 第1章 聖武天皇大仏開眼への道—752年(天平勝宝4年)(「動く都」から「動かない都」へ;聖武天皇とその時代;平常遷都の最大の目的とは;太極殿と大安殿;謀反、疫病、社会不安;恭仁遷都に託した二つの思い;「仏教」で人心をまとめる;仏都・平城京の完成)
  • 第2章 「天皇」の都誕生—672年(天武元年)(“わが国初”の「天皇」;古代最大の王位継承争い;硬軟織り交ぜた戦略;「動かない都」の嚆矢)
  • 第3章 白村江の戦い危機が生んだ大改革—663年(天智2年)(非常時の都;白村江での大敗北;中大兄皇子と乙巳の変の真相;真の敗因は「遅れた政治」;官僚の誕生;大津宮がもたらした波及効果)
  • 第4章 “日出づる処の天子”の都—603年(推古11年)(「外圧」による目覚めの先例;飛鳥の女帝の誕生;「宮」から「都」へ;こうして「国家」の意識が目覚めた;古代王権による遷都から学ぶこと)

「BOOKデータベース」 より

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